2021/08/13 06:29


コーヒーチェリーを使ったドリンクレシピをご紹介いたします。

【コーヒーチェリーティー】
コーヒーは果実の種、その果肉と外皮を乾燥させて淹れられるのがコーヒーチェリーティーです。
このコーヒーチェリーを乾燥させたものは、「カスカラ」や「サルタナ」などとも呼ばれあまりメジャーではありませんが、日本でも少しずつ浸透してきています。
甘酸っぱいさくらんぼのような香り、ティーでは少し酸味のあるローズヒップのような味わいです。
このコーヒーチェリーとレモン果汁、お砂糖でシロップを作れば、ソーダ割りとの相性は抜群。
シナモンやクローブ、カルダモンでスパイシーに仕上げても夏らしくていいですよね。
コーヒーの可能性も感じ、使われることのないコーヒーチェリーを最後まで楽しめるのは何より重要です。
いわゆる、「コーヒー」の味は全くしません。



◉コーヒーチェリーティー
コーヒーチェリー5gにお湯を200g、4-5分待てば簡単に淹れられます。
甘茶やローズヒップ、ダージリンのような味わいです。


◉コーヒーチェリー・ソーダ
コーヒーチェリーでシロップを作り、シンプルにソーダ割りにします。
甘酸っぱい杏子やアプリコットを思わせる風味に仕上がります。

◎レシピ
-コーヒーチェリー・ソーダのシロップ
・お湯 50g
・コーヒーチェリー 10g
・素炊糖 50g
・レモン果汁 25g
*クローブ、シナモン、カルダモンを少量加えるとスパイスの甘い香りが増す、シロップもできます。
①コーヒーチェリーと水を入れ、一煮立ちさせます。
(スパイスを入れる場合は、この時一緒に煮出します。)
②コーヒーチェリーを濾し、熱いうちに砂糖を加え溶かします。
③冷めたらレモン果汁を加え、冷蔵庫で保管します。


◉カスカララム・ソーダ
コーヒーチェリーを使ったロングカクテルです。
甘酸っぱさとふわっと香るラムが炭酸にマッチしています。
漬け酒によって、コーヒーチェリーを使ったドリンクのレパートリーの幅が広がりそう。
ウィスキーやブランデー、ジンにも漬けてみたいところです。

◎レシピ
-コーヒーチェリーのラム漬け(ラムシロップ)約2杯分
・コーヒーチェリー 10g
・ラム酒 10g
・素炊糖 20g
・レモン果汁 10g
①殺菌した空瓶に、材料を入れ混ぜます。
②3日ほど冷蔵庫で寝かせます。
(完全に柔らかくはなりません)
③漉したら、ラムシロップの完成です。

-カスカララム・ソーダ
・炭酸水 200g
・ラムシロップ 20g
①氷の入ったロンググラスにシロップを加え、しっかりとステアします。
②氷に当たらないように炭酸水を注ぎ、優しくステアし完成です。

夏にぴったりのドリンク、レモンを添えたり、ミントを加えたアレンジも合いそうです。
アルコール度数は控え、ちょっと甘いカクテルに仕上がりました。